VPS Servermanで apache/mariadb/wordpressを立ち上げる
ご無沙汰しております。今年の夏はとにかく暑い!あまりの暑さに、自宅のサーバのファンがフル回転で、仕事から家に帰ると、もうサウナ状態です。てなわけで5年続けて降りました自宅サーバを手放しとうとうVPSにしちゃいました。
VPSやるんだったら、自宅でサーバ立てたほうがコストパフォーマンスいいじゃんなんて今までずっと思っていたのですが、気が付けば電気代とかお守り代とか考えるとVPSのほうが安いし、自分よりほかの誰かにサーバは守ってもらったほうが楽だしなんて思ったとたんに、VPSの利用申し込みしました。
基本的には、家の運用よりコストパフォーマンスが良いのが前提だったので、DTIがサービスしているservermanの契約をしました。 sakuraではなくservermanです。はい。とにかく、毎月500円の支払いでいいんですよ。
詳細は http://dream.jp/vps/?gclid=CMS85eiqvrgCFcFfpQodd1gA7w を見ていただければわかるのですが。
- メモリは、1GB 保障で
- ハードディスクは、50GB
結構個人的には、VPSってそんなに得なの?とか懐疑的だったのですが、ここまで安くて、ここまでスペックを提供してくれるのであれば、少なくとも、我が家の貧乏VPSよりスペックいいです。たぶん。若干不安定な部分もあるのですが、自宅サーバより安定してくれています。
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ちょっと前ふりが長くなってしまいましたが、今表示しているこのページは、VPSで運用しており。昔にあった、自宅サーバのWEBは、すべてこちらに移設しました。自宅では、15台のXEN GUESTを稼動しておりましたが、結局ちゃんと使っているのは1台だけというなんともなさけない構成になっておりました。
基本ブログだけ配信できれば良いので、ApacheとDatabaseだけ移行しました。ただ移行するだけだとつまらないので、DBだけ、mariadbにしております。
なので、ここでは、VPSの契約をして、sshで接続できるようになった後の、apacheのインストールとmariadbのインストールとデータの移行方法を記載していきます。
Mariadbのインストール
以前稼動させていた、MySQL 5.5と可能な限り互換性を持たせたほうが良いと思います。Mariaも、5.5にしました。一応、mariaについても、仕事とか、自宅とかでいろいろ触ってはいたのでまあ、問題なく動くだろうと思いまして踏み切りました。
・・でmariaのインストールなんですが、別に自宅サーバでも、VPSでも同じです(汗) mariaのインストールにつきましては、以前
に記載しましたのでご確認ください。ちなみに、serverman VPSのこちらの環境の、configファイルは以下にあります、メモリは、1GBもあるよ!と先ほど書きましたが、その1GBの中でも、httpたてなきゃいけないし、色々とあるので、メモリの割り当てはかなりケチっています。
- github の使い方がいまいちわからんのですが、server.cnf をアップしました
apacheのインストール
説明するまでもないのですが、apacheのインストールはyumで普通にインストールしました。
[shell]
yum -y install httpd
[/shell]
あ・・ただし、やっぱりこれも、メモリの節約しないと最悪sshに接続できなくなってしまうことになりますので節約しました。 このあたりを直しました [shell] <IfModule prefork.c> StartServers 1 MinSpareServers 1 MaxSpareServers 2 ServerLimit 26 MaxClients 26 MaxRequestsPerChild 1000 </IfModule> [/shell]
- http.confについては、ここにアップしております。
phpのインストール
これ・・もyumですね。こんな感じで書きました。まあ理由はないです。このあたりまで入れておきゃいいだろ・・・くらいなもんです。
[shell]
yum install php php-devel php-mbstring php-mysql php-gd php-xml
[/shell]
・・と実はこれ以上の説明ってないのです。むしろこれくらいで動いちゃいましたら・・・もちろん、元にあったデータベースをserverman上のmariadbにリストアとか、wordpressのコンテンツを、servermanのwwwrootにいれたりとか、それにあわせて、wp-config.phpとかを書き直しましたが、ここまでで、30分くらいで終わっちゃいました。 servermanで注意すべきところは、sshの待ちうけポートが、一般的な、22ではなく別のものなので、このあたりは、たとえばport22以外は、社内ファイヤーウォールの設定でアクセスを禁止しているなんてこともありますのでご注意をお願いします。
また、servermanのマニュアルでよく読んでおいた良い箇所を、以下に掲載しておきます。特にsshがらみと、権限周りの設定はよく読んでおかないと何かあった際にパニックになりますので