DpropR アプライサーバの構築方法
DpropR 構築方法 (アプライサーバ編) †
環境 †
以下の構成を基に、操作説明をいたします。下記文中で、【1】および【2】と記載している箇所につきましては、おのおのの環境にて便宜的に置き換えてください。
キャプチャーサーバ 【1】 †
- IPADDRESS 192.168.1.130
- データベース名 PRJMGR
- データベースコードページ UTF-8
- インスタンスオーナー db2admin
- その他 DBM CONFIGのLOGRETAINはrecoveryである必要があり。そうでない場合は、下記通り、DBMのパラメタの変更を行います。
db2 update db cfg for prjmgr using LOGRETAIN recovery
アプライサーバ 【2】 †
アプライサーバの構築 †
コントロールセンターでの設定 †
- 【1】または【2】からコントロールセンターを起動し、レプリケーションセンターを起動してください。
- 【2】のアプライヤサーバの、「パスワードおよび接続の管理」を登録します。
- 「パスワードおよび接続の管理」画面から「追加」をクリックします。
- 「サーバと接続方法の指定」画面から【2】を選択します。
- 上記にて設定した、【2】の情報の結果になります。
- 「サーバがあるシステムの指定」画面では、「直接サーバに接続」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 入力内容を確認し、間違えがなければ「OK」ボタンをクリックします。
- 「すべてのサーバ・パスワードを保存」にチェックをいれ、「OK」ボタンをクリックします。
- 「定義-アプライコントロールサーバ」フォルダを右クリックし、「アプライコントロール表の作成 - カスタム」を選択してください。
- サーバの選択画面で、【2】を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
- アプライコントロール表の作成画面が表示されます。赤丸のついている箇所のとおりにし、「OK」ボタンをクリックします。(実運用で利用するのであれば、コンテナーは適切に設定しておうたほうがいいかもしれません)
- 以上で、GUI上での設定は終了です。
コマンドラインからの設定 †
- 【2】のサーバにインスタンスオーナーで接続し、ホーム配下にDpropRディレクトリを作成します。
$ cd $ mkdir DpropR $ cd DpropR
- 【2】のサーバにて【1】の空のパスワードファイルを生成します。
$ asnpwd INIT 2008-08-06-17.43.24.194503 ASN1981I "Asnpwd" : "" : "Initial". プログラムは、パスワード・ファイル <varname outputclass="vartype=quotedString varnumber=3"> password_file_name</varname> を使用して正常に完了しました。
- パスワードファイルが生成されているか確認します。
$ ll 合計 0 -rw-r--r-- 1 db2admin db2iadm1 0 8月 6 17:43 asnpwd.aut
- 【1】の接続情報をADDします。
$ asnpwd ADD ALIAS 【1】 ID db2admin PASSWORD db2admin using /home/db2admin/DpropR/asnpwd.aut ASN1981I "Asnpwd" : "" : "Initial". プログラムは、 パスワード・ファイル <varname outputclass="vartype=quotedString varnumber=3"> password_file_name</varname> を使用して正常に完了しました。
- 【2】に【1】と同様の、テーブルを作成します。(これは例です)#ref(): File not found: "COMMON.EMPLOYEE.sql" at page "db2/DpropR_アプライサーバの構築"
(再び)コントロールセンターでの設定 †
- ソース表からターゲット表のマッピング画面を開きます。こちらで「追加」ボタンをクリックします。
- ソース表【1】の検索画面が表示されますのでここで、EMPLOYEEを選択します。
- サブスクリプション設定に画面が戻ります。この行の中に、TGEMPLOYEEとう名前でエントリされておりますが、このTGXXの部分は消します。
- 上記にて、TGXXを消したのを確認しましたら、「変更」ボタンをクリックします。
- 対象の列タブが確認できます。
- ソースからターゲットへのマッピング画面が表示します。今回の例では、【1】のソース表および、【2】のターゲット表は同じテーブルなので、変更する必要はございません。(レプリケーションの基本のこの線でいったほうが後々管理しやすいです)
- レプリケーションを行う際、【2】および【1】に関してはユニークである必要がございます。(逆にいうとユニークなインデクスがないテーブルはレプリケーションは行えません)
- 「スケジュール」タブをクリックしますと、「相対タイミングの使用」という箇所がございます。デフォルトは20分です。
- 20分を、10分に変更します。これは、ソース表からターゲット表にレプリケーションする際のサイクルを表します。つまり10分に一回レプリケーション動作を行うということです。(※アプライヤの形態が常駐型の話です)
- 上記にて「OK」ボタンをクリックすると【2】のサーバ上に、定義情報を登録しにいきます。
(再び)コマンドラインからの設定 †
- 【2】のサーバにインスタンスオーナーで接続し、アプライヤを実行するための設定を行います。作業は、/home/db2admin/DpropRで行います。